8月23日の日曜日、アメリカ・イギリス映画「グレイ・ミッション」をコロナシネマワールド小倉で観ました。わたしの大好きなガイ・リッチーの監督作品だったので、安心して楽しめました。大傑作というわけではありませんが、しっかりと期待に応えてくれた秀作です。
ヤフーの「解説」には、「アメリカ海軍特殊部隊の元ネイビーシールズと元イギリス海兵隊がコンビを組み、独裁者に立ち向かうアクション。ある独裁者を失脚させるため、裏社会に精通したエージェントが手を組み困難なミッションに挑む。監督などを務めるのは『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー。『アンジェントルメン』などのヘンリー・カヴィル、『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホールのほか、エイサ・ゴンサレス、ロザムンド・パイクらがキャストに名を連ねる」と書かれています。
ヤフーの「あらすじ」は、「10億ドルを奪って行方をくらませた独裁者サラザールから全てを奪い返すため、裏社会専門のエージェントが選出される。弁護士レイチェルが雇ったのは、元ネイビーシールズのブロンコ(ジェイク・ギレンホール)と、元イギリス海兵隊のシド(ヘンリー・カヴィル)だった。彼らは盗聴、潜入、資産差し押さえなどあらゆる手段を使ってサラザールを追い詰めていく」となっています。
ガイ・リッチーは映画監督にして脚本家ですが、俳優としても通用するほどハンサムですね。歌手のマドンナやモデルのジャッキー・アシュリーと結婚して子どもを作った事実からもわかるように、ものすごくモテるのでしょうね。彼は1968年イングランド生まれですが、子どもの頃に見た「明日に向って撃て!」(1969年)に影響を受けて映画監督を目指すようになったといいます。15歳で学校を辞め(幼少期より読字障害のため、勉強が困難であったと自身で言及している)、映画学校には行かず雑用係として映画スタジオで働くようになったそうです。彼の映画はいずれも男のロマンを感じさせますが、彼自身、7歳の時に空手を始め、柔道やブラジリアン柔術で黒帯を所持しているタフガイです。
本作でアメリカ海軍特殊部隊の元ネイビーシールズのブロンコを演じたジェイク・ギレンホールも、元イギリス海兵隊のシドを演じたヘンリー・カヴィルも大好きな俳優です。2人がタッグを組んでのアクション・シーンはド迫力でしたが、ほとんど生身の人間というよりもアメコミのヒーローみたいな現実離れした強さでした。しかし、その背後には彼らに敵の動きを逐一報せる仲間がいました。彼らがいたカフェに武装した敵が14名やってきたとき、ゲームのように的確に全員をやっつけたシーンには痺れました!
ジェイク・ギレンホールは、
一条真也の映画館「ナイトクローラー」で紹介した2014年のアメリカのサスペンス映画で知りました。人脈も学歴もないために、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)は、たまたま事故現場に出くわします。そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの姿を目にします。ルイスもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては、事件現場、事故現場に駆け付ける。その後、過激さを誇る彼の映像は、高値でテレビ局に買い取られるように。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えようとルイスもとんでもない行動を取るのでした。
ヘンリー・カヴィルは、一条真也の映画館「アンジェントルメン」で紹介した2025年のアメリカ・イギリス・トルコ合作映画で知りました。監督はガイ・リッチー。第2次世界大戦中、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルのもとで結成された、非公式部隊の活躍を描いたアクション大作です。1942年、イギリスはドイツ軍の猛攻によって窮地に立たされていた。ガス少佐(ヘンリー・カヴィル)は特殊作戦執行部に呼び出され、ガビンズ‘M’少将とその部下イアン・フレミングから任務を与えられる。それはイギリス軍にもドイツ軍にも発見されることなく、北大西洋上で無差別攻撃を行っているUボートを無力化させるというものでした。
本作には辣腕女弁護士の役で、エイザ・ゴンザレスが出演しています。彼女も「アンジェントルメン」に出演していますが、ユダヤ人の歌手で女優の役でした。エイザ・ゴンザレス自身はメキシコ出身の歌手で女優です。一条真也の映画館「マーウェン」で紹介した2018年のアメリカ映画、一条真也の映画館「ゴジラvsコング」で紹介した2021年のアメリカ映画や、2022年のアメリカ映画「アンビュランス」などの出演作が有名です。彼女は容姿端麗で、化粧品ブランドのイメージモデルとしても活動しています。「アンジェントルメン」の中では仮装パーティーでクレオパトラに扮していましたが、露出度の高い衣装がよく似合って、とても妖艶でした。
最後に、本作にはロザムンド・パイクが出演していました。ラストシーンは彼女の一人芝居でしたね。一条真也の映画館「ゴーン・ガール」で紹介した2014年のアメリカ映画で主演して以来、わたしの大好きな女優です。両親はオペラ歌手だったそうですが、とにかく上品なクール・ビューティーといった印象。やはりわたしが大好きなグレース・ケリーを想わせ、まさに“THEヒッチコック・ブロンド”。 一条真也の映画館「グランド・イリュージョン ダイヤモンド・ミッション」で紹介した2025年のアメリカ映画でも敵方の女ボスを熱演していました。現在47歳ですが、彼女をスクリーンで見れたのは眼福でした。というわけで、この映画、わたしの好きな男優2人、女優2人が共演するという贅沢な作品でした。大好物が4品入ったミックスグリルを食べた心境です。