No.0230


 小倉にも桜が咲きはじめた夜、映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観ました。本当はアメコミの実写化映画を観ている暇などないのですが、ここ最近の書評ブログを見てもおわかりのように、次回作である『儀式論』の参考文献を読み過ぎて精神的に疲れてきたので、ちょっと気分転換を図ったのです。それに、全世界で最も有名な2大スーパーヒーローの対決と聞いては、男の子の血が騒ぐじゃありませんか!
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男の子の血が騒ぐぜ!!



 ヤフー映画の「解説」には以下のように書かれています。
「世界的人気を誇るスーパーヒーロー、スーパーマンとバットマンが互いに全力を尽くしてバトルに挑む姿を描くアクション大作。英雄から一転、悪に傾倒したスーパーマン相手に激しい戦いを繰り広げる人類の最後の希望バットマンとの最終対決を映し出す。二大ヒーローを熱演するのは、『マン・オブ・スティール』に続きヘンリー・カヴィルと『アルゴ』などのベン・アフレック。人知を超えた能力を持つ男たちの死闘の行方も見どころ」


 また、ヤフー映画の「あらすじ」には以下のように書かれています。
「バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり・・・・・・」

 「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」は、スーパーマンの誕生を描いた前作「マン・オブ・スティール」に続いて、製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーの天才クリエイターがタッグを組んだエンターテインメント超大作です。キャストには、クラーク・ケント/スーパーマンにヘンリー・カビルが続投。ブルース・ウェイン/バットマンをベン・アフレックが演じ、さらに、ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンをガル・ガドット演じています。他にも、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが前作に続いて出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定されたスーパーマンの恋人役をホリー・ハンターが、それぞれ演じています。

 わたしは、昔から「両雄の対決」というのもめっぽう弱いのですが、子どもの頃に愛読していた「テレビマガジン」という雑誌に「大特集!仮面ライダーと超人バロム1、どっちが強い?」という次号の予告が出たことがあり、胸をときめかせたことがあります。しかし、次号を買ってみたら、そんな特集記事はどこにも見当たらず、「都合により、出来なくなりました」みたいな言い訳が掲載されていてショックを受けました。おそらくは両ヒーローの原作者である石ノ森章太郎、さいとうたかを、あるいはテレビ局などの意向があって不可能になったのでしょうね。でも、子どもの心を弄んではいけませんね。
 それから、「マジンガーZ対デビルマン」というアニメ映画が上映されたので、喜び勇んで映画館に行ったことがあります。てっきりマジンガーZとデビルマンが戦うと思っていたら、両者が共闘して悪者をやっつけるという内容で、子ども心に「ああ、どちらにも傷をつけるわけにはいかないんだな」と思ったものです。完全にプロレスの発想ですね。(笑)

 それに比べて、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」はガチンコで二大スーパーヒーローが激突するので、嬉しかったです。戦力は人間であるバットマンよりも宇宙人のスーパーマンのほうが明らかに上でしょうが、バットマンには知恵と科学力があり、なかなかの対決でした。最後はちょっと「マジンガーZ対デビルマン」的な部分もありましたけどね・・・・・・。

 それにしても、スーパーマンの破壊力はすさまじく、それが多くの無関係な人々にも危害を与える結果となり、彼は公聴会にまで呼ばれてしまいます。この破壊力がありすぎるスーパーマンというのは、完全に「軍隊」「兵器」「核」などのメタファーになっています。メタファーというのは、既知のもので未知のものを理解しようとする方法ですね。

 この映画では、スーパーマンが悪役で、バットマンが正義の味方みたいに描かれています。しかし、両者の外見や雰囲気からすると、本当は逆ですよね。スーパーマンには「光」、バットマンには「闇」を感じます。造型的にいうと、学芸会の出し物みたいなスーパーマンよりも黒を基調としたバットマンのほうがスタイリッシュです。日本のスーパーヒーローでわたしが造型的に気に入っているのは、仮面ライダー旧1号とハカイダーです。
 TVドラマ「仮面ライダー」の第1話は「怪奇蜘蛛男」、第2話は「恐怖蝙蝠男」でした。ということは、スパイダーマンはアメリカ版蜘蛛男、バットマンはアメリカ版蝙蝠男ということです。アメコミのヒーローも日本ではショッカーの怪人みたいなものかもしれませんね。そんなこたぁないか!(笑)

 「仮面ライダー」といえば、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」と同じ映画館で最新作「仮面ライダーゴースト」が上映されていました。ゴーストはなんと27代目の仮面ライダーだそうです!
 Wikipedia「仮面ライダーシリーズ」の中には「仮面ライダーの共演」という項目がありますが、そこには以下のように書かれています。
「アメリカンコミックスのヒーロー『スパイダーマン』『バットマン』は映像化されるたびにリブートし、その都度の時代性を織り込みつつ常に同一のキャラクターを活躍させるのに対し、仮面ライダーシリーズは作品ごとにヒーローのモデルチェンジを行い、結果としてキャラクターが累積していく傾向にある。これは、仮面ライダー1号・本郷猛役の藤岡弘の撮影中の事故が原因の負傷による長期休養と言う事態に際して俳優交代という手段を取らず、新たに仮面ライダー2号・一文字隼人を登場させたため、1つの作品世界に主役格のヒーローが複数いるという構図が意図せずして造られたことに起因する」

 また、この映画を観て、わたしは「やはり、アメリカは神話のない国なんだな」と思いました。『ハートフル・ソサエティ』(三五館)の「共感から心の共同体へ」にも書きましたが、神話とは宇宙の中における人間の位置づけを行うことであり、世界中の民族や国家は自らのアイデンティティーを確立するために神話を持っています。日本も、中国も、インドも、アフリカやアラブやヨーロッパの諸国も、みんな民族の記憶として、または国家のレゾン・デトール存在理由として、神話を大事にしているのです。
 ところが、神話というものを持っていない国が存在し、それはアメリカ合衆国という現在の地球上で唯一の超大国なのです。

 建国200年あまりで巨大化した神話なき国・アメリカは、さまざまな人種からなる他民族国家であり、統一国家としてのアイデンティー獲得のためにも、どうしても神話の代用品が必要でした。それが、映画です。映画はもともと19世紀末にフランスのリュミエール兄弟が発明しましたが、他のどこよりもアメリカにおいて映画はメディアとして、また産業として飛躍的に発展しました。映画とは、神話なき国の神話の代用品だったのです。
 それは、グリフィスの「國民の創生」や「イントレランス」といった映画創生期の大作に露骨に現れていますが、「風と共に去りぬ」にしろ「駅馬車」にしろ「ゴッドファーザー」にしろ、すべてはアメリカ神話の断片であると言えます。それは過去のみならず、「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」「マトリックス」のように未来の神話までをも描き出します。そして、スーパーマン、バットマン、スパイダーマンなどのアメコミ出身のヒーローたちも、映画によって神話的存在、すなわち「神」になったと言えるでしょう。
 「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」で暴れるスーパーマンは、まるで日本神話の「荒ぶる神」であるスサノヲのようでした。

 さらに、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観て思ったことがあります。それは、スーパーマンは孟子的で、バットマンは荀子的であるということです。映画の中で両雄が議論をする場面があるのですが、それを観てそう思いました。孟子によれば、かわいそうだと思う心、悪を恥じ憎む心、譲りあいの心、善悪を判断する心も、人間なら誰にも備わっているものです。それらの心は「仁」「義」「礼」「智」の芽生えであるといいます。人間は生まれながら手足を四本持っているように、この「仁」「義」「礼」「智」の四つの芽生えを備えているというのです。孟子は「人間の本性は善きものだ」という揺るぎない信念を持っていました。これが、スーパーマンの楽観性というか、人間を無邪気に信じる姿に重なりました。
 また、映画ではスーパーマンが正義の味方として活躍した結果、街などを破壊し、周囲の人間に迷惑をかけることが批判されています。自分の恋人を守るために、悪者を殺すというのもいかがなものか的な問題も取り上げられています。この「万人を幸福にしなければならない」といった絵に描いた餅のような発想は、「兼愛説」を唱えた墨子の説そのものです。これに対して孟子は、自分の親しいものの幸福を願うことが何よりも大切であると説いたわけです。まさに、スーパーマンは孟子的であると言えるでしょう。

 孟子の「性善説」に対して、荀子は「性悪説」を唱えました。荀子によれば、人間は放任しておくと、必ず悪に向かいます。この悪に向かう人間を善へと進路変更するには、「偽」というものが必要になります。「偽」とは字のごとく「人」と「為」のこと、すなわち人間の行為である「人為」を意味します。具体的には「礼」であり、学問による教化です。
 両親を殺されたトラウマから、悪人の教化をめざすバットマンの姿は荀子に重なります。また映画の中でのバットマンの発言にもありますが、スーパーマンは両親から「この星に来たことには意味がある」と言われたのに対して、バットマンは親から「裏通りで理由もなく死ぬのが人間だ」ということを学びました。このあたりも、非常に孟子と荀子の香りがしてきます。
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性善説のスーパーマンは孟子的?
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性悪説のバットマンは荀子的?



 よく荀子の性悪説は誤解されます。悪を肯定する思想であるとか、人間を信頼していないニヒリズムのように理解されることが多いのですが、そんなことはまったくありません。人間は放任しておくと悪に向かうから、教化や教育によって善に向かわせようとする考え方なのです。
 人間は善に向かうことができると言っているのですから、性悪説においても人間を信頼しているのです。ユダヤ教やフロイトが唱えた西洋型の性悪説とは、その本質が異なっています。孟子の性善説にしろ、荀子の性悪説にしろ、「人間への信頼」というものが儒教の基本底流なのです。

 ブログ「PERFECT HUMAN」で紹介した曲が現在の日本では大流行しています。先日開催された「第22回 東京ガールズコレクション 2016/SPRING/SUMMER」では、オリエンタル・ラジオの二人はキャプテン・アメリカとアイアンマンとの共演を果たしていましたが、スーパーマンとバットマンとの4ショットも見たかったですね。それにしても、果たして「完全なる人間」など、この世に存在するのでしょうか?

 この映画には「ジャスティスの誕生」というサブタイトルがついています。
 スーパーマンとバットマンは「ジャスティス・リーグ」の主要メンバーなのです。「ジャスティス・リーグ」とは、DCコミック(ディーシー コミックス、DC Comics)の刊行するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローチームです。DCコミックスはアメリカの漫画出版社で、マーベル・コミックと並ぶ二大アメコミ出版社のひとつです。「ジャスティス・リーグ」の物語はこれから続々と映画化されます。
 2013年のスーパーマン映画「マン・オブ・スティール」を始まりとして、16年の「バットマンvsスーパーマン~ジャスティスの誕生」、16年中には「シャザーム(キャプテン・マーベル)」および「サンドマン」が公開予定、そして17年にはついに「ジャスティス・リーグ」が公開予定となっています。
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ジャスティス(正義)とは何か?



 Wikipedia「ジャスティス・リーグ」の「概要」にはこう書かれています。
「初出誌は1960年3月の『ブレイブ&ボールド』。人気を博したため、10月から『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』("Justice league of America Justice")が創刊され、連載が開始された。この少し前から、DCコミックではゴールデン・エイジ(第二次世界大戦頃)のヒーロー(フラッシュやグリーンランタン等)をリニューアルして『2代目』として登場させている。次にDCコミックは、オールスターチーム『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)』を復活させようとしていた。この流れで、ジャスティス・リーグは結成された。ジャスティス・リーグは人気ヒーローの競演が特徴であり、JSA同様オールスターチームでもある。名前は、結成当時に人気のあったメジャーリーグ(ナショナルリーグ、アメリカンリーグ)から『ジャスティス・リーグ』と付けられた。この後、JSAも復活している」
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この美男美女もジャスティス・リーグのメンバー?



 また、Wikipedia「ジャスティス・リーグ」の「概要」によれば、ジャスティス・リーグ創立メンバーは、以下の7人とされます。
 ●マーシャン・マンハンター
 本名、ジョン・ジョーンズ。火星人で、怪力、飛行、透明化、すり抜け(壁などを貫通する)、テレパシー、変身など、多彩な能力を持つ。弱点は火。
 ●2代目フラッシュ
 超高速で行動できる「スピードスター」と呼ばれるタイプのヒーロー。 本名、バリー・アレン。後に戦死。
 ●2代目グリーンランタン
 パワーリングのエネルギーを自在に操るヒーロー。本名、ハル・ジョーダン。
 ●アクアマン 地上での名はアーサー・カリー、本名はオリン。海底国家アトランティスの王。水陸両棲の海底人で、地上人よりもタフでパワーもある。
 ●ワンダーウーマン アマゾン族の王女、ダイアナ・プリンス。怪力・飛行などの能力を有する。
 ●スーパーマン 普段の姿は、新聞記者クラーク・ケント。 クリプトン星の生まれで地球育ち。怪力、飛行能力、目から放つ熱線やX線が特徴で、DCコミック最強のヒーロー。弱点はクリプトナイト。
 ●バットマン 大富豪ブルース・ウェインの隠された姿。 闇の騎士、世界最高の探偵などと呼ばれる。スーパーパワーは持っていないが、極限まで鍛え抜かれた体力・知力を武器とする。

 「ジャスティス・リーグ」と並ぶ有名ヒーローのチームが「アヴェンジャーズ」です。DCコミックのライバルであるマーベル・コミック刊行のアメリカン・コミックスに登場するヒーローチームですが、彼らが登場するコミック、アニメ、映画のタイトルにも使われています。Wikipedia「アヴェンジャーズ(マーベル・コミック)」の「概要」には以下のように書かれています。
「1963年に『それぞれ違う能力を持ったヒーローたちが協力して戦う』というコンセプトのもとに、すでに個別で活躍していたヒーローたちによって結成された 。マーベル・ユニバース最大のヒーローチームとして人気を博す。アベンジャーズの特徴的な点は、家族だけで構成されるファンタスティック・フォーやミュータント限定のX-メンとは異なり、ヒーローであれば参加条件がない、ということである。そのため、個人で主役を張るタイトルを持っているようなキャラクターからマイナーなキャラクターまで、非常に多くのヒーローが在籍している。チーム集合時の掛け声「Avengers Assemble!」は、チームを象徴する台詞であり、随所で使用されている。

 アベンジャーズのメンバーには変動がありますが、中核を成すメンバーは「ビッグ3」(ジャスティス・リーグのビッグ3は、スーパーマン、バッドマン、ワンダーウーマン)と呼ばれます。3人は顔ぶれは以下の通りです。
 ●キャプテン・アメリカ /スティーブ・ロジャース
 第二次世界大戦時代にナチス・ドイツや大日本帝国相手に戦うヒーロー。 大戦終結直前にナチスの核ミサイルを阻止する際に北極の海に投げ出され、死亡したと思われていた。1960年代になってサブマリナーによって仮死状態(冷凍睡眠)で発見され復活。その卓越したリーダーシップにより、アベンジャーズのリーダーとなる。
 ●ソー(マイティ・ソー) アベンジャーズ
 創設メンバーの一人で、北欧神話の雷神。
 父である神オーディンによって謙譲の美徳を学ぶために足の不自由な医師ドナルド・ブレイクに転生させられ、人間界に落とされたが、魔法のハンマー「ムジョルニア」を取り戻したことをきっかけに雷神としての力を取り戻し、ヒーロー活動を始めた。超人的な怪力・耐久力・魔法のハンマー・ムジョルニアで雷を呼び寄せ、飛行する。
 ●アイアンマン/トニー・スターク
 アベンジャーズ創設メンバーの一人。
 若くして大企業の社長にして天才科学者。心臓に受けた銃創のためのペースメイカーとともにバトルアーマーも開発、それを着込んでヒーロー活動を始める。トニー・スタークとしてアベンジャーズに多額の寄付をしている。そのバトルアーマーには最新の技術が満載されている。飛行・怪力・両手から放つ光線「リパルサー・レイ」・胸部からのビームなど。

 さて、アメリカにはスーパーマン、バットマンと並ぶ世界的なスーパーヒーローがもう1人います。そう、スパイダーマンです。スパイダーマンは、マーベル・コミックのキャラクターなので、残念ながらジャスティス・リーグには入れません。でも、アベンジャーズなら加わることは可能です。アベンジャーズのメンバー同士でもあるキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を描いた最新映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」には、ついにスパイダーマンが登場します。これから、どうなるのでしょうか?!
20160330234325のコピー.jpgワンダーウーマンに一目ぼれ♡



 最後に、わたしが最も好きなアメコミのキャラクター誰か?
 それは、ずばり、ワンダーウーマンであります!
 じつは、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観て、わたしは生まれて初めてワンダーウーマンなる存在を知ったのですが(笑)、もう一発でその魅力の虜になりました。ワンダーウーマンを演じたガル・ガドットが最高に美しかったですね。いや、ほんとに。

 それもそのはず、彼女はブログ「世界で最も美しい顔」で紹介したアメリカの映画サイト「TC Candler」が発表する「世界で最も美しい顔100人」ランキングの2015年度版でなんと2位に輝いているのです。 こんなベッピン見たことない。いや、まったく!(微笑)

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こんなベッピン見たことない!

  • 販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日:2016/12/16
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