No.1146


 フランス・ベルギー映画「ナイトコール」を小倉コロナシネマワールドで観ました。ネットでかなりの高評価だったので気になっていたのですが、大変な傑作でありました。物語はわりとシンプルですが、「これぞ映画!」という抜群の面白さ。主人公が自転車で地下鉄の入口からホームまで一気に駆け降りるシーンには度肝を抜かれました!
 
 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。
「ある依頼を受けたことから思いも寄らない事態に見舞われる鍵屋を描くアクションスリラー。ある女性に頼まれて部屋のドアを解錠した青年が、女性とマフィアのトラブルに巻き込まれる。監督はミヒウ・ブランシャール。ジョナタン・フェルトル、ナターシャ・クリエフ、『死霊館のシスター』シリーズなどのジョナ・ブロケのほか、ロマン・デュリス、トマ・ミュスタンらが出演する」
 
 ヤフーの「あらすじ」は、「ベルギー・ブリュッセルで夜は鍵屋として働く学生のマディ(ジョナタン・フェルトル)は、クレール(ナターシャ・クリエフ)という女性から部屋の鍵を開けてほしいと頼まれて彼女と一緒にアパートへ向かい、ドアを解錠する。クレールは部屋に置いてあったバッグを手にすると、現金を下ろしに行くと言ってマディを部屋に待たせるが、そこへヤニック(ロマン・デュリス)という男が現れる。ヤニックはマフィアで、部屋もバッグも彼のものだった。マディは自分の無実を証明するため、街に出てクレールとバッグを捜そうとする」となっています。

 この映画はストーリーに触れると、即座にネタバレとなってしまうため、多くは語りません。ただ、ギャングなどの反社会的組織、あるいは自分の命を狙っているような殺し屋から本気で逃げるには、自身が警察に捕まることがベストということがわかりました。刑務所ほど安全な避難場所はないのですね。あと、この映画ではスマホが各所で重要な役割を果たします。何よりも最後は、スマホによって真犯人が判明するのです。これ以上は書きませんが、本当にムチャクチャ面白いので、ぜひ御鑑賞をおススメいたします!