No.1195
2022年のアメリカ映画「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」をNETFLIXで観ました。一条真也の映画館「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」で紹介した2019年のミステリー映画の続編です。まあまあ、面白かったです。
ヤフーの「解説」には、こう書かれています。
「[Netflix作品]『007』シリーズなどのダニエル・クレイグが主演を務めた『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編。ダニエルふんする名探偵ブノワ・ブランが、絶海の孤島で巻き起こる殺人事件の解明に挑む。監督・脚本は前作に続き『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』などのライアン・ジョンソン。共演には『マザーレス・ブルックリン』などのエドワード・ノートン、『アンテベラム』などのジャネール・モネイのほか、デイヴ・バウティスタ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr、ケイト・ハドソンらが集結する」
ヤフーの「あらすじ」は、以下の通りです。
「IT業界の大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)は地中海のプライベートアイランドに友人たちを招き、ミステリーゲームをしようと提案する。しかし、島で実際に殺人事件が起きたことで状況は一変し、参加者たちは事件の容疑者となってしまう。不穏な空気に包まれる中、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は友人同士の間に渦巻く思惑と、事件の真相を解き明かすべく捜査を開始する」
前作の「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」は、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(2017年)などのライアン・ジョンソン監督がメガホンを取ったミステリー映画です。ニューヨーク郊外の大邸宅で起きた殺人事件をめぐり、くせ者の家族たちがだまし合う物語です。85歳の誕生日を迎えた世界的ミステリー作家のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、その翌日に遺体で見つかります。名探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は、匿名の依頼を受けて刑事と一緒に屋敷に出向きます。ブランは殺人ではないかと考え、騒然とする家族を尻目に捜査を始めるのでした。
「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」は、2020年、世界がパンデミックに襲われロックダウンが相次ぐ最中の物語でエドワード・ノートンが演じる億万長者のマイルズ・ブロンは、ギリシャにあるプライベート・アイランドに友人たちを招待し、そこで殺人ミステリーゲームを開催します。招待したはずのない名探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)も招かれたと言って現れて、ゲームに参加します。やがて殺人が起こり、事件に巻き込まれることになります。
金持ちの集まりで殺人が怒るというのは昔から繰り返されているパターンですが、今回はIT業界の寵児である人物の招待という点が興味深かったですね。ちょうど彼が訣別して追放した前経営者の女性も参加者の1人でした。それにしても、リアルの世界では、スティーブ・ジョブズに始まって、マーク・ザッカ―バーク、サム・アルトマンに至るまで、どうしてITとかAIの業界というのは裏切りや同志の追放が相次ぐのでしょうか? それが気になります。
主人公の名探偵ブノア・ブランを演じたダニエル・クレイグが渋かったです。イギリス人俳優である彼は1968年3月2日なので、現在57歳。6代目ジェームズ・ボンドを「007 カジノ・ロワイヤル」(2006年)から5作品演じました。前作「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」では、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされています。今や、イギリス映画界を代表する大物俳優ですね。
でも、この「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」の撮影当時は54歳だったことを考えると、ちょっと老け過ぎですね。ジェームズ・ボンド時代に比べて、体にも締まりがない印象を受けます。映画・演劇への顕著な貢献により、彼は2022年10月18日にウィンザー城で執り行われた式典でアン王女がクレイグに勲章を授与されています。本当はエリザベス女王から授与されるはずでしたが、女王がその直前に亡くなったのです。クレイグには、いつまでもイギリス映画界のアイコンとして活躍してほしいものです。


